webマーケティングの仕事内容を現役マーケターが分かりやすく解説!

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本記事では元営業・現役マーケターがwebマーケティングのお仕事の具体的な内容について、主に7つに分けながら紹介していきます!

※僕の専門が主に広告運用やSNS運用になるため、そちらご了承いただけますと幸いです、、!

①Webで商品やサービスを売るための戦略を考える

まずwebマーケティングの施策として「とりあえず広告を出す」ものではなく、まず戦略(どんな人に、どんな方法で広告を配信して売るのか)を決めていきます。具体歴には、どんな手段でユーザーに広告(Google広告なのかInstagram広告なのか等)を配信するか検討していきます。

イメージとしてはこんな感じです。もちろん我々だけで決めるのではなく、クライアントの意見も加味しながらターゲットや目標を決めていきます。

ターゲット設定

• どんな人に買ってもらうのかを具体的に決める(年齢・性別・職業・趣味など)
• 例:「20代の一人暮らしの女性が、美容に関する情報を求めている」

競合のリサーチ

• 同じ業界や類似商品を売っている企業のサイトやSNSを分析
• 競合と比較して、自社の強みや差別化ポイントを明確にする

目標設定

• KGI・KPIの設定(目標を決める)
• KGI(最終目標):売上〇〇円、会員登録〇〇人など
• KPI(中間目標):月間訪問者〇〇人、広告のクリック率〇〇%など

目標に設定する地点のことをマーケティング用語でCV(コンバージョン)と言います。具体的には商品の購入や資料請求、サイトへの流入数など、商材や目標によって様々です。

②人を集める(集客施策)

戦略が決まったら、ユーザーにサイトやサービスを知ってもらうための施策を実行していきます。この段階から広告ツールなどを使い設定を行ってくくため、どれも細かな作業や設定が求められる仕事です。

ただweb広告やSNSを運用したりwebマーケティングやデジタルマーケティングと言うふさわしい仕事内容になってくるのではないでしょうか?

SEO対策(検索エンジン最適化)

• Googleの検索結果で上位表示されるように、記事やサイトを最適化する

広告運用(Web広告の管理)

• リスティング広告(GoogleやYahoo、Bing等の検索結果に表示される広告)
• ディスプレイ広告(YouTubeや他のサイトに画像付きで表示される広告)
• SNS広告(X、Instagram、Facebook、TikTokなどの広告)
• 広告の費用対効果を分析しながら、広告費の調整を行う

SNS運用

• X・Instagram・TikTokなどで投稿をして、フォロワーを増やす
• ユーザーとコミュニケーションをとりながら、ブランドのファンを作る
• インフルエンサーとコラボして、商品を紹介してもらう

メールマーケティング

• メルマガを配信して、見込み客に情報を届ける
• ステップメール(あらかじめ決めた順番でメールを送る仕組み)を活用し、購入を促す

この段階で広告ツールの設定や広告の設定など地味ではありますが、広告を配信するための仕事が発生していきます。

③ホームページやLP(ランディングページ)の改善

広告や検索エンジンで集客をしたとしても、ホームページや広告からユーザーが遷移したページ(ランディングページ)がユーザーにとって使い勝手が悪いと集客をしても購入や資料請求などにつながらないことがあります。

そのためホームページやLPの改善も仕事の一つとなります。ユーザーにとってホームページやランディングページのどの部分が使い勝手が良くないのか分析し、改善施策を実施していきます。

主な仕事

• UI/UXの改善(サイトの使いやすさ向上)
• スマホでも見やすいデザインにする(モバイル最適化)
• ランディングページ(LP)の最適化
• 広告からの流入先となる「購入ページ」を作成・改善
• お問い合わせフォームや購入画面の入力項目を減らして、離脱を防ぐ

LPの改善以外にも広告バナーの改善や、動画素材の作成を実施することもあります。昨今は動きにある動画素材の方がユーザーの目を引きやすいため、動画素材を多く活用するケースも多いです。

④データを分析して改善する

集客やLPの改善した後も、引き続き改善してく必要があります。webマーケティングは常に数値の改善を求められる仕事ですので、広告運用や自然検索のデータを活かし、施策を改善していきます。

主な仕事

• Google Analyticsでアクセス解析
• どのページがよく見られているか、どこでユーザーが離脱しているかをチェック
• 広告の効果測定
• クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)を見ながら、費用対効果を確認
• ABテスト(比較テスト)

データを分析するためデータ分析ツールを使用したりもしますが、様々な面から情報を分析するため、Excelを使用して数値データを整形したりします。

⑤ユーザーとの関係を深める(リピーターを増やす)

新規顧客を集めるのも大事ですが、一度購入したユーザーにまた買ってもらう仕組みを作ることも重要です。

一度購入して終わりでは、その企業の売り上げは頭打ちになってしまいますので、購入してくれたユーザーに次にどう商品を購入したもらうかを考えるのも仕事の一つです。

主な仕事

• メールやLINEでリピートを促す
• 購入後のお礼メールや、セール情報を送って再購入を促す
• クーポン・キャンペーンの活用
• MA(マーケティングオートメーション)の活用
• ユーザーの行動データをもとに、自動で最適なメールや広告を配信する

⑥資料の作成

①~⑤で紹介してきた業務で得た情報をクライアントや社内に共有するため、Excelやパワポでデータをまとめる必要があります。

生成AIの進化により人間が手を動かす部分は減ってはいますが、何かしらのアウトプットは用意する必要があるため、ExcelやPowerPointなどのビジネスツールを効率よく使えるとかなり楽に業務を進められます。

僕は元々不動産営業からの転職だったので、Excelやパワポは全く使えず、この点苦労しました。この点はwebマーケティングで地味な仕事の一部でしょう。

⑦最新のトレンドを学ぶ

Webマーケティングの世界は媒体の仕様や生成AIの利用など、日々進化しているので、常に最新の情報をキャッチする必要があります。この点は業務で優先して実施することではありませんが、社内で勉強会をしたり業務外で自発的に学習したりします。

主な仕事

• GoogleやSNSの最新メニューや仕様をチェック
• AIを活用した分析ツール、最新のSNSマーケティング手法などを学ぶ

どの業界でも大切なことですが、技術は常に進歩し続けているため、情報を素早くキャッチアップすることは大切です

まとめ

Webマーケティングは、
① 戦略を考える → ② 人を集める → ③ サイトを改善 → ④ データを分析 → ⑤ リピーターを増やす のサイクルを回しながら、目標達成する数値を日々改善していく仕事です。

本記事で記載したものは全体のざっくりとしたwebマーケてぃぐの概要となっていますが、僕の専門の広告運用やSNS運用の仕事について詳しく下記の記事で紹介していますので、こちらも参考にしていただけると幸いです。

ABOUT ME
不動産営業→Webマーケター 新卒で不動産の新規営業をしていましたが、20代で未経験で広告代理店に転職し、主に広告運用やSNS運用を担当しています
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