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【1ヶ月の残業時間を公開】Webマーケティングは激務でブラック?

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Webマーケティングが激務とよく聞きますが、本当に激務なのか1ヶ月の残業時間などwebマーケ4年目の私が実体験をもとに詳しく解説していきます。

この記事で分かること

☑webマーケティング(広告運用)が激務なのか?
☑実際の残業時間はどのくらいなのか?
☑残業がなぜ発生するかについて

僕の経歴について

大学卒業後、不動産系の営業を新卒で4年間経験、ハラスメントの嵐に遭いながらも、26歳の時にWeb系の広告代理店へ転職。

現在は広告運用とSNS代行運用を担当し、4年目になります。ですので広告運用やSNS代行お仕事における激務か否かについてお伝えしていきます。

Webマーケって激務?3年間の実体験ベースで解説

私の3年間の経験をベースに激務な点、そうでない点の両方を挙げていきます。

激務だと感じた瞬間

数字に追われるプレッシャーや、クライアント対応や運用方針によるスピード感は個人的に激務になりやすい点かと思います。

特に広告運用は目標件数にCVが達しているか、予算を予定通りに消化できているか、
あるいは、目標を達成できなければ定期的なクライアントとの会議の中で説明など、

頻繁に数字に追われるプレッシャーがかかるので、数値が上手く行っていない時はヒヤヒヤします。

CV(コンバージョン)とは、予め決めていた目標やゴールのことを指します。具体的には資料請求や申し込み、購入などの転換点を設定することが多いです

また広告は入れ替えや変更なども多いため、クライアントの要望によりタイトな時間の中で広告の設定やレポート・資料の作成を行なったりしなければなりません。

そのため、忙しくしている時は朝から晩まで業務が落ち着かないこともよくあります。

また広告媒体も常に変化し続けているため、媒体のアップデート情報に常についていく必要があります。

小さな変化から大きな変化まで、媒体の仕様は毎月アップデートされていくので理解しながら情報を掴んでいくのはとても苦労します、、

まとめると激務だと感じる瞬間はこんな感じですね。

•KPIなどの数字に追われるプレッシャー
•業務でイレギュラーな対応(広告の設定や資料の作成)が突発的に発生する
•常にアップデートされる知識へのキャッチアップ 

楽だと感じた瞬間

もちろん激務だけど「ここは楽だな」と感じた部分もあります。
結論から伝えてしまうと、個人的にはこの3つが該当します。

・自動化できる業務も多い
・無理な目標設定がない
・テレワークやフレックス制が使える

まず【自動化できる業務も多い】という点についてですが、Excelなどで作成していた毎日のレポーティング業務などはツールを使って自動化することが可能ですし、

その他のレポーティング業務もある程度は自動化できます。

最近はWebマーケの世界でもAIやツールを使った定型作業の自動化が進んでおり、人間が手を動かす作業は減っています。

また、これは会社によるのかもしれませんが、運用代行の案件で【無理な目標設定がない】のも少し楽な点です。

前職の不動産系の営業では「や、この目標は無理でしょ‥」という無茶振りのような目標やノルマもあったのですが、

案件をクライアントから受ける前に必ずシュミレーションを作成して達成可能な範囲で目標設定をするので無理な目標やノルマを課せられない分、ストレスは少ないです。

個人的には無茶なノルマがない点がありがたいです。

最後は【テレワークやフレックス制が使える点】です。

Webマーケティングの良いところはPC一つで仕事ができる点にあります。

営業の様に外に頻繁に出る必要はありませんし、接客の様にお店にいなければならない訳でもありません。

テレワークができると通勤にエネルギーと時間を使わなくて楽なのと、家族がいる方は家庭との両立もしやすいと思います。

僕の場合はフレックスタイム制が利用できるので、忙しくない時は5時間労働で退勤したりします。

何か用事がある時は明るいうちに退勤できたりと働きやすさはかなり融通が利きやすいと思います。

【公開】1ヶ月の残業時間は?

では、どれくらい激務かを表す具体的な指標として残業時間について説明していきます。

1ヶ月あたりの残業時間は20時間〜50時間程度です。

なので日に1時間〜2時間程度残業が発生するイメージです。

もちろん月によって残業時間は変動しますが、暇な時期は20時間も行かない月もあれば、忙しい時期は50時間程度になるときもあります。

ちなみに1日のスケジュールとしてはこんなイメージです。忙しい時はかなり忙しいですが、暇なときは昼前に出勤して夕方には退勤しています。

スケジュール(忙しい時)

09:00 出勤
10:00 予算の調整や数値の確認
11:00 クライアントや社内からの連絡対応
12:00 レポート作成や数値分析
13:00 クライアントと会議
14:00 昼食
15:00 入稿
17:00 社内会議
18:00 クライアント向け資料の作成
21:00 退勤

スケジュール(暇な時)

11:00 出勤
12:00 予算の調整や数値の確認
13:00 連絡対応やレポート作成、雑務
14:00 昼食
15:00 レポート作成や数値分析
16:00 退勤

なお、厚生労働省発表の「毎月勤労統計調査 令和4年1月分結果確報」によればパートを除く労働者の残業時間が月平均13.1時間のため、Webマーケの残業時間は多い部類に入るのではないかと思います。

当たり前ですが過労死するような残業時間はあり得ませんし、80時間や100時間も残業が発生するほど激務ではありません。

他にもdodaの職種ごとの平均残業時間の調査によればwebマーケに該当する「プロデューサー/ディレクター/プランナー(出版/広告/Web/映像関連)」の平均残業時間の多い順に第3位で月あたり31.3時間と、残業は多い部類に入ります。

ただフレックスタイム制が使えることや業務の裁量が大きく、時間の調整がしやすいため、

予定のある日は事前に調整をしてプライベート(友人との飲み会やデート、趣味等)を優先することも可能ですし、有給も理由関係なく消化可能です。

また休日もカレンダー通りの完全週休2日制かつ年間休日も120日以上はあることから比較的プライベートは確保しやすいと思います。

残業の要因は?

ちなみに残業時間が長くなる要因としては、以下の理由が主にあります。

・クライアントからの急な依頼の対応
・施策実施による工数の増加
・広告媒体に対する対応

特に広告は簡単に差し替えや変更ができるため、クライアントから広告に使用する画像や動画、文章を急に変えるよう依頼されることがあります。

もちろん広告の変更自体はできるのが変更する広告の数や納期が短いと急ぎの対応となるため残業が発生しやすくなります。

またクライアント社内で急に広告の資料が必要になり、大急ぎで作るなんて事もありますし、クライアントからの問い合わせや質問に対して急遽対応することもあります。

他にも施策を実施するにあたりこれまでの広告数値を抽出したり、分析をするために予想以上に数値抽出に工数が増え残業につながる事がありますし、

広告のエラーによって媒体側に急遽問い合わせをして調査をしたり突発的な業務が発生する事も多いです。

webマーケは仕事上、突発的な業務が発生しやすく納期も短い分、残業が多くなりやすいのではないかと思います。

結論:Webマーケティングは激務か?

webマーケは激務といえば激務な部類に入ると思います。

特にタスクや柔軟な対応を求められることが多いのでのんびり仕事をしたいというタイプの人にはあまり向かないと思います。

ただ「スキルを伸びしたい」とか「待遇を上げたい」など目的を持っている人であれば問題ない範囲の忙しさではないかと思います。

ですので、何か目標や目的があってwebマーケを目指すのであれば業務のハードさは大きな問題にならないのではないかと思います。

ちなみに僕の場合、フレックス制やテレワークなど柔軟な働き方ができること、人間関係も良好でハラスメントも皆無なので、そんなに辛いと思ったことはないです。

最近は残業長くならないよう配慮されることも多い

最近の働き方改革で残業時間は長くならない用に配慮されることは多いです。

僕の会社であれば月の残業時間が40時間を超えないように勤務時間を上司と調整をしますし、ブラック労働が問題になっているので昔ほど残業時間が長くないと会社の上司や先輩方からは聞いています。

ですのでwebマーケの挑戦する際は、面接で企業にどのくらい残業があるか確認したり、口コミサイトで残業時間を予め調べておくと良いと思います。

時流の沿ってwebマーケ業界も残業時間はより減っていくと思うので、残業時間は会社選びさえ間違えなければ問題ないと思います

未経験からwebマーケを目指すあなたへのアドバイス

特に最初の1年はと覚えることや分からないことが多く、インプットやアウトプットの連続で骨が折れる場面も多いです。

特に1年目は勝手もわからず、効率的な仕事ができないので残業にも繋がりやすくなります。

1年目は残業続きで本当に大変でした…

ただ明確に目標を持ち、きちんとした環境選びが出来ていれば激務も乗り越えるができるので、下記の3点は事前にチェックしておきましょう。

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①webマーケに挑戦する目的を明確にする

②入社する会社の残業時間や人間関係の良し悪し(ハラスメントはなさそうか)

③有給の取得率も調べておく

目的がある、かつ社内の環境さえ良ければ仕事も楽しいですし充実感もあります。

またPCさえあればできる仕事なので、テレワークやフレックス制も活用できれば良い意味で働き方の幅は広がりやすい仕事だと思います。

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まとめ

以下の理由で激務かと言えばwebマーケティングは激務な部類に入ります。

・激務といえば激務
・月の残業時間は20〜50時間程度(私の場合)
・時間に融通が利く&休日はカレンダー通りなのでプライベートの維持は可能

ただし、下記を抑えていれば激務も乗り越えられるので必ずチェックしましょう。

・webマーケに挑戦する目的
・入社する会社の残業時間や人間環境の良し悪し
・有給の取りやすさ

Webマーケは激務な部類に入りますが、年収は平均年収よりも高いため、年収アップやスキルアップにはぴったりの職種ですので、未経験でも挑戦する価値はあると思います。

下の記事で未経験から転職した僕の体験談も記載しているので、未経験でWebマーケへの転職を考えている人はチェックしてみてください。

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ABOUT ME
まる
まる
元営業マーケター
不動産営業→Webマーケター 新卒で不動産の新規営業をしていましたが、20代で未経験で広告代理店に転職し、主に広告運用やSNS運用を担当しています
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