【実体験】営業→Webマーケティングに転職した僕が後悔している5つのこと

僕は営業から未経験でWebマーケティングに転職した現役マーケターです。
今回は僕がWebマーケに転職して後悔していること5点についてお伝えしていきます。
・Webマーケに未経験転職して僕が後悔していること5つ
・未経験転職で後悔しないために知っておくべきこと
営業からWebマーケティングに転職して後悔している3つのこと
①仕事の密度が濃い
1つ目は仕事の密度が非常に濃い(忙しい)という点です。
この点は転職前にある程度、Webマーケの仕事は忙しいと理解して入社したつもりでいましたが、
仕事の密度がとても濃く、やる事が山のように重なる時があります。
残業時間は20〜50時間程度ですが、忙しい時に朝から晩まで大量の仕事をこなさくてはならず、
時間があっという間に過ぎますし、頭もフル稼働なため、非常に疲れます。
特に、クライアントとの定期的なミーティングがいくつも重なるとその準備で忙しくなったり、仕事の密度がかなり上がるので大変です。
②外に出る機会が全くない
2つ目は外に出る機会がまったくないという点です。
Webマーケの仕事は基本的に外に出なくても成り立つ仕事です。
ですので、リモートワークも可能ですし、仕事で外に出る必要もありません。
でも僕の場合は前職が営業でほぼ毎日外に出ていたので、毎日オフィスや家にこもって仕事をするWebマーケの仕事は息苦しく感じることがあります。
お昼休みは外食をしたりコンビニに何か買いに行くことで外に出る時間をとったりしますが、
元々営業などで外回りが多かったり、アクティブな人だとWebマーケの仕事は少し息苦しく感じるかもしれません。
この点は「外に出られる分、営業の方が良かったな~」と感じる点です。
③言うほど高給取りではない
3つ目は言うほど高給取りではないという点です。
Webマーケは下記のように平均年収より高い傾向にあり、僕も待遇には満足しているのですが、
見ての通りWebマーケに転職できたからと言って、急に年収1,000万になるわけではありません。
<Webマーケと日本国内の平均年収>
年代 | Webマーケティング年収 | 平均年収 | 平均年収との差 |
20代 | 408万円 | 360万円 | +48万 |
30代 | 525万円 | 451万円 | +74万 |
40代 | 651万円 | 519万円 | +132万 |
50代以上 | 747万円 | 607万円 | +140万 |
※dodaより(2024年12月時点
そのためWebマーケに転職すれば「一気に年収1,000万だ!」と期待しすぎると後悔するかもしれません。
もちろん、待遇は悪くないですし、フリーランスになったり独立すれば年収1,000万も実現可能ですが、
あくまで“平均より待遇の良い会社員”程度に思っておくほうが良いと思います。

④締め切りがタイトな仕事が多い
4つ目は納期や締め切りが急な仕事が多いという点です。
僕はWebマーケの中でも広告運用の仕事を主に担当しているのですが、広告運用の仕事の場合、
急に期限がその日中の仕事が入ったりします。例えば以下の2つのタスクが個人的には真っ先に思い浮かびます。
・広告配信の設定(入稿)
・広告数値のデータ作成
広告の入稿は細かい設定や、いくつ広告を配信するかによって設定する広告の数が増減しますし、データ作成は抽出する数値の期間は抽出する粒度によって工数が変わってくるため、
依頼内容によっては時間のかかる作業を急な納期で対応する必要があり、毎回骨が折れます。
⑤細かい仕事が想像以上に多い
最後は細かい仕事が想像以上に多い点です。
【④締め切りがタイトな仕事が多い】でも少し触れましたが、Webマーケの仕事は細かい作業が多く存在します。
特に広告の入稿やデータ作成は、細かい設定の確認や数値のミスがないように注意しなければなりません。
下記のような感じで実際の業務でミスなくこなすのは大変なのです。。
■広告の設定(入稿)
→配信ミスがあると広告費の補填やクレームにつながるので、細かい設定まで確認しなければならない
■データ作成
→クライアントに提出するデータは間違いがあってはいけないので、膨大なデータをミスがないかチェックしなければならない
僕の場合、元来性格が大雑把であることや、細かい仕事が苦手な傾向が強かったので、最初はとても苦労しました。。
後悔しないためにあなたに僕から伝えること
Webマーケティングは魅力的な仕事
Webマーケの仕事はスキルさえつけていけば、転職や独立も可能な職種ですし、
年収も国内の平均年収より高い職種です。お金の面でも魅力的ですが、
以下のように無理なノルマもなく、柔軟な働き方ができるため、他の職種よりも魅力的な仕事だと思います。
・営業のように無理なノルマもない
・テレワークも可能
・会社によってはフレックス制も使える
でも泥臭くて地味で大変
魅力的な仕事である一方、泥臭い面も多いです。
「Webマーケって資料の数値を分析してなんかキラキラしてそうな仕事」というイメージがありますが、
数値分析をするための資料を地味なExcel作業で対応したり、分析して改善するためのPDCAを地道に回していく仕事のため、
イメージより圧倒的に面倒で細かくて、地道な作業が多い仕事です。
ですので、単純になんかカッコよそうとか、華やかそうみたいなイメージではなく。泥臭く地味で案外大変な仕事と思っておいた方が絶対に良いです。
転職前に事前によく学習しておこう
未経験からWebマーケへ転職するにあたって後悔をしないためにも、事前のWebマーケの仕事の内容や実情を学んでおきましょう。
特に↓のように待遇面や仕事内容について、実際のWebマーケターの現実を知っておくと転職した後でも後悔せずに済むと思います。
・年収
・残業時間
・働き方
・将来のキャリアについて
・Webマーケで何をするのか
└広告運用
└SNS運用
└SEO
└バナーやLPの作成など
・どんな面が大変な仕事なのか
・仕事でつらい事は何か
ちなみに↑の内容は当サイトでも僕の実体験からリアルな情報を紹介しているので、参考していただけると思います。
後悔しないように事前にWebマーケの良い部分だけでなく、リアルな実情もよく学んでおきましょう。


まとめ
営業からWebマーケターになって後悔している点としては、以下の5つでしたが、
①仕事の密度が濃い
②外に出る機会が全くない
③言うほど高給取りではない
④締め切りがタイトな仕事が多い
⑤細かい仕事が想像以上に多い
↑の部分が確かに気になる面ではありますが、
Webマーケティングの仕事の特性上、下記のようにメリットも多いので現状特に気になってはいません。
・待遇も悪くない
・テレワークなど柔軟な働き方ができる
・無理なノルマもない
・スキルアップによって転職や独立など、キャリアの幅が広がる
ですので、総じてWebマーケティングの仕事内容には満足しています。
未経験からWebマーケに転職を考えているあなたも私のように転職することで、人生が明るい方向に進む可能性は十分にあります。
そして転職してから後悔しないためにも事前にWebマーケの実情について情報収集しておくようにしましょう。


