【ダメ営業】3年間売上0円だった僕が営業成績が悪い=「ネガティブな事」ではないと思う理由

営業成績が悪いと上司から詰められたり、周りと比較して焦ってしまいますよね。
僕は26歳の時に営業からWeb広告代理店に転職し、Webマーケティングの仕事は不動産営業の仕事をしており、営業成績が悪い時はすごくストレスだっと思い出があります。
この記事では営業成績が悪くても「成績が悪い=ネガティブな事ではない」ではないという訳ではない点について考えていきたいと思います。
営業の成績が悪いと感じたときの焦りと不安
営業をやっていると、「なぜ自分だけ成果が出ないんだろう」と感じる瞬間があります。
僕も新卒で不動産営業をしていた頃、周りの同期が契約を取っていく中、自分だけ数字が伸びず、上司からのプレッシャーを毎日のように受けていました。
特に飛び込み営業では、1日に何十件も回って「帰って」と冷たく門前払いされることが当たり前。
成果が出ない焦りと、「また今日もダメだった」という自己否定感の積み重ねで、心がすり減っていきました。
成績が悪いと「自分は向いていないのでは」と思い込みがちですが、今思えばその経験は後に別の形で役立つことを実感しました。
飛び込み営業で学んだ「数字に現れない経験」
飛び込み営業は、効率が悪く精神的にストレスフルな仕事です。
僕自身、何十件と訪問して成果がゼロの日も珍しくありませんでした。
ただ、そんな中でも「相手が話を聞いてくれるきっかけ」や「断られるときの共通点」に気づくことが増えました。
例えば、玄関口での第一声のトーンを少し柔らかく変えるだけで反応が良くなったり、相手の雰囲気を見て深追いしない判断をすることで会話が長く続くこともありました。
またその土地でどんな種類の建物を建てると収益性が良いか、提案をするときは、事前の担当エリアの家賃や周りに立ってる建物の傾向などを調査していたことはマーケティングに多いに役立っています。
数字にはつながらなくても、「相手とのコミニュケーション」や「提案のための調査活動」を必死に試行錯誤していったのですが、
これが後にマーケティングの仕事をするときに大きな財産になったと思います。
「成績が悪い=ネガティブな事」ではない
営業で結果が出ないと、「自分にはセンスがないのかもしれない」と落ち込みます。僕もそうでした。
というか、“営業マンは数字をあげてナンボ”なので、当然落ち込みます。
けれど実際には、やり方や環境が合っていないだけの場合も多いです。
飛び込み営業が苦手でも、既存顧客との関係構築で力を発揮する人もいますし、資料作成やプレゼンの組み立てで評価される人もいます。
ちなみに僕は不在の訪問先へ手紙を書くのが得意で、なぜか手紙を書いたり、文章を書くのだけは評価されていました
営業の成績が悪かったとしても、それが「努力が無駄」だったということにはなりません。
自分の得意なスタイルがどこにあるのかを見つけられていなかっただけだと、今なら分かります。
営業経験がマーケティングに活きる理由
営業経験で得られる最大の強みは「顧客の生の声を知っていること」です。
マーケティングの世界では「顧客目線で考えること」が必須ですが、実際にお客様やエンドクライアントと対面してきた営業経験者は、それが自然に身についています。
僕自身、Webマーケティングの広告運用に携わるようになってから、
「この表現はお客様に伝わりにくいな」とか「こういう広告の見せ方だとユーザーに不信感を持たれるかも」と判断できるようになりました。
これは間違いなく営業時代に培った感覚です。
たっています。このように、クライアントや広告に触れるユーザー視点になって物の見え方や伝え方を考えられる視点は大きく役にたっています。
つまり、今思えば営業で苦労した経験は「相手の視点になって物事を考える」を鍛えるトレーニングでもあったのです。
実は自然と営業活動でマーケティングをやっていることもある
営業活動の中で、売り上げをあげるために、誰に物を売ればいいのか、手段や相手、環境をを考えるかと思います。
マーケティングもそれと同じで、どうしたら売り上げやKPIを最大化できるかを広告や検索エンジン、クリエイティブ等の幅広い手段を使って試行錯誤する仕事です。
そのため手段が異なるだけで、営業とマーケティングは共通点が多いと個人的には思っています。
ですので、営業経験や様々な仕事に活かすことは可能ですが、マーケティングにも十分に活かすことができます。
飛び込み営業で苦しんだからこそ気づけたこと
飛び込み営業は効率が悪く、数字にも残りにくい仕事です。あととても精神的にハードです。
その中で苦しんだ経験は、別の業界に進んでから「自分はこういう働き方は合わなかったんだ」と理解するきっかけになりました。
実際にWebマーケティングへ転職したとき、最初は専門用語やツールやExcelの操作に苦労しました。
しかし「どうすれば相手に伝わるか」を考える姿勢や「仮説を立てて試す習慣」は、営業で何度も失敗したからこそ自然に身についていましたし、Webマーケティングの仕事をするにあたって役に立っています。
営業時代は「数字がすべて」でしたが、マーケティングでは数字を達成することも大切ですが、「試行錯誤が価値になる」と知ったとき、大きな安心感を覚えたのを今でも覚えています。
営業成績が悪くても次につながる
営業で成果が出ないとき、自分を責める気持ちばかりが膨らみます。
けれど、その経験があるからこそ「自分に合った働き方は他にある」と気づけることもあります。
僕の場合、不動産営業で苦しんだ日々があったからこそ、転職を真剣に考えるようになり、Webマーケティングという新しい道に挑戦できました。そして今は自分に合った働き方ができたり、待遇も満足いく内容で働けています。
営業成績が悪くてあなたに僕から伝えられることの1つとして、成績が悪いことは「失敗」ではなく、「次のキャリアを考えるサイン」かもしれません。
次のキャリアを考えるなら
営業で悩んでいるなら、それはネガティブなことではなく、「自分の力を活かせる場所を探すチャンス」です。
個人的には営業でダメでもマーケティングへの転職がおすすめなのですが、他の職種にチャレンジしても良いと思います。
もしWebマーケティングに転職したいのであれば、Webマーケについて事前に学んでおくことがおすすめです。
独学で学ぶのももちろん有効ですが、効率的に基礎を固めたい人には、Webマーケティングを学べるスクールをうまく活用するのもおすすめです。
スクールを利用すれば、体系立った知識を短期間で身につけたり、現役マーケターの視点に触れることができます。営業で鍛えた顧客理解と組み合わせれば、転職後の成長もスムーズになります。
必ずしも「今すぐ転職」ではなく、営業を続けながら少しずつ学んで準備する選択肢もあります。
ぜひ営業の苦労が無駄にならないように、新しいキャリアの可能性を広げてみてほしいです。
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