Webマーケティングに将来はあるのか現役マーケタが実体験もとに解説!

「Webマーケティングって将来性あるの?」
これは、未経験で転職を考えている人なら誰もが一度は思う疑問だと思います。
僕も転職する前はなんとなく疑問に思ってきたのですが、この記事ではそんな疑問を自分の実体験をもとにお答えしていきたいと思います。
・Webマーケティングの将来性
・AI時代でのWebマーケターについて
・↑についての現役マーケターの僕の実体験と思っていること
Webマーケティングは将来性のある仕事なのか?
まずWebマーケティングの世界は移り変わりの早い世界です。
変化がとても早いので、転職する前からSNSの時代や、動画コンテンツの時代、AIの時代になっても、広告やマーケティングの仕事って本当に必要とされるのか?そう感じていました。
でも結論から言うと、Webマーケティングは今後も確実に需要が伸びていく分野です。
理由はシンプルで、どんな業界でも物を売る前段階の「集客」が必ず必要だからです。
どんなに良い商品を作っても、それを集客を知ってもらう仕組みがなければ売れません。
その仕組みを作り売上に繋げるのがマーケティングであり、特にこのネット社会の現代ではWebマーケティングは“企業の生命線”になりつつあります。
データで見るWebマーケティングの将来性
2024年度の最新データ「2024年 日本の広告費」を見ると、Webマーケティングの基盤が非常に強くなっている実態が見えてきます。
電通の発表によれば、2024年の日本の総広告費は 7兆6,730億円(前年比104.9%)となり、3年連続で過去最高を更新しました。

その中で インターネット広告費は3兆6,517億円 に達し、前年比109.6%と大きく伸長。これは広告市場全体の 47.6% を占める重要な領域であることを示しています。
特にインターネット広告の広告費は2018年以降上昇を続けており、今後も更なる伸びが期待されています。

また、経済産業省の「令和5年度 電子商取引に関する市場調査」では、2023年時点で BtoC-EC市場規模が24.8兆円 に拡大しており、BtoC-EC市場規模も年々成長を続いています。

電子商取引に関する市場調査からも商取引のデジタル化が着実に進んでいることを表しています。
これらのデータを総合すると、Webマーケティング分野は単なる成長トレンドではなく、広告市場の半分近くを担う主要な領域になっており、企業もこれに予算を配分し続けていることが明確です。
未経験からこの分野を選ぶ場合、これらの数値を根拠に「将来性があるキャリア選択」であると言えます。
僕が営業職からWebマーケに転職した理由
僕はもともと不動産系の営業をやっていたのですが、数字に追われたり、毎日パワハラ地獄で正直メンタル的にも限界を感じていました。
頑張っても成果が出ない時期が続くと、「自分は営業に向いてないのかな」と感じるようになっていきました。
そんなときに興味を持ったのが、Webマーケティングの世界でした。
きっかけは、自分のサイト運営の経験でした。
もともと学生のころからサイト運営が好きで、就職した後も仕事の傍らでブログを書いていて、記事を読んでもらえる喜びや、数字で成果が見えることに面白さを感じていました。
「これを仕事にできたらいいな」と思って、独学で勉強を始め、26歳の時に未経験からWebマーケ職に転職しました。
これが僕がWebマーケに転職した理由です。

未経験でWebマーケティングに転職して感じたこと
未経験で転職できたのは良かったのですが、最初は専門用語だらけで苦戦しました。
CTR、CVR、CPA、インプレッション…最初は意味がわからず、メモ帳に書いて必死に覚えました。でも慣れてくると、営業経験がかなり役に立つことに気づきました。
Webマーケティングはデータ分析の仕事だと思われがちですが、本質は営業と同じく「人の心を動かすこと」です。
営業で培った「相手の気持ちを想像する力」や「課題を聞き出す力」は、そのままWebマーケの仕事にも活かせました。
最初は運用のサポートから入り、少しずつ広告の戦略設計を任されるようになりました。できることが増えたり、自分で運用の施策を試行錯誤するには面白いと感じています。

AIの時代でもWebマーケターが必要な理由
最近は「AIが仕事を奪う」と言われていますが、もちろんWebマーケティングの世界もAIの影響を受けています。
他の業界よりハードな部分にAIが入り込みやすいので、現時点でもAIの影響は広告の運用、バナや動画などのクリエイティブの作成に及んでいます。
でも、「どんな人に、どんな価値を届けるか」を設計する部分は人間にしかできません(今のところ)
AIは手段であり、戦略を考えるのは人間の仕事です。僕の職場でもAIを活用していますが、実際には「リサーチを早くする」「仮説を立てるヒントを得る」といった補助的な使い方に留まっています。つまり、AIを使いこなせるマーケターの価値はむしろ高まっています。
AIの影響はWebマーケにも影響は間違いなく及び、AIのもたらす影響はますます加速するでしょう。
しかしAIに使われるのではなく、AIを使ってマーケティングができるマーケターは将来に渡って確実に必要とされます。
営業とWebマーケティングの違いと共通点
新卒から4年ほど営業を経験した私ですが、営業とWebマーケを比較すると営業は「人に直接売る仕事」、Webマーケは「仕組みで売る仕事」です。
でも、根っこは同じです。どちらも「人の悩みを解決する」ことが目的です。
営業時代は対面で聞いていた課題を、今はデータや検索キーワードから読み解く。手段は違っても、人の心理を考えるという点では共通しています。
ですので、手段が違うだけで営業とWebマーケティングの根本は同じなのですし、AIが発達しても物を売る営業がなくなならいように、Webマーケも消えることはないでしょう。
ですが、AIを使う側に位置取りし続ける必要はあります。

未経験から始めるならどうすればいい?
営業からWebマーケティングにに経験転職するにあたって、僕は独学+ブログから始めましたが、正直かなり遠回りしました。
最近ではWebマーケティングスクールも増えていて、実務に近い形で学べる環境が整っています。
特に「マケキャンbyDMM.com」や「
ワナビーアカデミー
」などは、未経験から転職までサポートしてくれるため、僕のように一人で試行錯誤するよりはるかに効率的です。
もつろん独学でブログの運営や学習で未経験でも転職は可能ですが、再現性が低く、転職まで遠回りになる可能性が高いため、マーケスクール利用するのも有効な手です。
補助金を活用すれば最大70%ほど受講料を減額できるため、一度検討してみると良いと思います。

Webマーケティングは“自分の資産になる仕事”
営業時代との一番の違いは、「自分の力がそのまま資産になる」ことです。Webマーケは個人でスキルを磨けば、独立したり副業したりもできます。
実際、僕も自分のブログで収益が発生するようになり、会社とは別の収入源を持つことができまし、市場価値も上昇します。
これは営業時代にはなかった感覚です。自分のスキルで仕事を作れるのは、大きな自信につながります。
たとえ転職しても、フリーランスになっても、知識や経験があればどこでも通用します。
そして何より先行きが読めない現代において、スキルを身に着けることは精神的にも大きな安心材料になると思います。
まとめ:Webマーケティングは“今後も伸びる”仕事
僕自身、営業時代は「このままでいいのかな」と不安ばかりでした。
でも、思い切ってWebマーケティングの世界に飛び込んで本当に良かったと思っています。業界としても伸びているし、自分の市場価値も上がったと感じます。
もしあなたが今、「営業を続けるか迷っている」「将来に不安がある」と感じているなら、Webマーケティングは選択肢としてかなり有力です。
未経験でも挑戦しやすく、努力が結果に結びつくやりがいのある仕事です。僕のように“営業向いてない”と言われた人でも、活躍できる世界が確かにあります。
まずは学習から始めてみると良いと思います。
また当サイトではWevマーケティングへの未経験転職について僕の経験談やお役立ち情報をお伝えしています。
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